2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19a-141-1~6] 8.1 プラズマ生成・診断

2018年9月19日(水) 09:00 〜 10:30 141 (141+142)

西山 修輔(北大)

10:15 〜 10:30

[19a-141-6] トーンバーストフローティング法による電子温度の測定

片平 豪1、川名 大夢1、大内 幹夫1、佐藤 修一1 (1.東京電機大)

キーワード:ラングミュアプローブ法、浮動電位、電子温度

近年、各産業でプラズマを用いた技術が利用されており、これらの技術向上が要求されている。そのため、プラズマパラメータの測定技術の向上が重要となっている。一般的にプラズマを測定する技術としてラングミュアプローブ法が挙げられるが、プローブ表面に絶縁物がコートされてしまうため、電流、電圧測定に誤差が発生してしまう。そこで、当研究グループにおいて、ラングミュアプローブ法よりも解析が簡便で、プローブに電流を流さずに測定が行えるフローティングプローブ法を検討した。しかし、フローティングプローブ法では、浮動電位の測定法が確立していないため検証、考察の余地があった。本研究では、トーンバースト信号を印加し、出力波形を観測することにより浮動電位の変化量を測定した。従来法と比較することで、その有効性について系統的に研究を行った。