2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19a-212B-1~10] 1.3 新技術・複合新領域

2018年9月19日(水) 09:15 〜 12:00 212B (212-2)

松谷 晃宏(東工大)

11:45 〜 12:00

[19a-212B-10] 伝達関数に基づくガスセンサシグナル解析法―ポンプレス嗅覚システムの実現に向けて

今村 岳1,2、吉川 元起1,2,3、鷲尾 隆4 (1.物材機構MANA、2.物材機構CFSN、3.筑波大数物、4.阪大産研)

キーワード:ガスセンサ、シグナル解析、機械学習

ガスセンサシグナルの解析に制御理論の概念を導入することで、センサシグナルから流量制御に依存しない試料ガス固有の特徴量を抽出する解析法を開発した。これにより、これまでセンサを用いた試料の嗅ぎ分け、すなわち識別に必須であったポンプ等による流量制御が不要となる。本研究では膜型表面応力センサ(MSS)を5つの試料の“ニオイ”にかざすことで測定を行い、機械学習によりこれらの試料を識別するモデルの構築を行った。