[19a-222-1~6] 12.6 ナノバイオテクノロジー

[19a-222-2] 電圧印加下で自己組織化したペプチドによるMoS₂FETの電気特性変調

〇野口 紘長¹、関 貴一¹、谷津 一希¹、早水 裕平¹ (1.東工大)

キーワード：ペプチド、二硫化モリブデン、自己組織化

二次元材料の一種である二硫化モリブデン(MoS₂)は、半導体特性を有するためグラフェン・バイオセンサよりも高い感度を示すことが報告されている。近年、ペプチド自己組織化膜は、電界をかけることによって自己組織化構造が変化することが報告されている。本研究ではMoS₂電界効果トランジスタ(FET)において、電界印加条件によってペプチド膜形成の違いを観測し、それぞれのペプチドによるMoS₂-FETの電気的応答を測定する。