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[19a-225B-1] 変調フォトニック結晶レーザにおける格子点変調と面内結合に関する考察
キーワード:フォトニック結晶、面発光レーザ
フォトニック結晶レーザは、2次元フォトニック結晶の大面積バンド端共振効果を用いた面発光型の半導体レーザである。このフォトニック結晶レーザの格子点位置に、変調を加えた「変調フォトニック結晶」を用いることで、回折ベクトルkの導入が可能となり、任意の2次元方向へのビーム出射が可能になることを示してきた。ここで、正規の格子点位置からのシフト量dを大きくすると、格子点の配置が一見、完全なランダム配置のようになるため、M点共振モードに与える影響が懸念される。今回、大きなシフト量をもつ変調フォトニック結晶レーザにおける面内結合の強さに関する考察を行ったので報告する