[19a-231C-1~10] 12.1 作製・構造制御

[19a-231C-1] PTCDI-C8コロイドの分散安定性の評価：混合分散媒の影響

〇高畑 太希¹、全 現九¹、細川 雄史¹、清水 純¹、井堀 春生¹、藤井 雅治¹ (1.愛媛大工)

キーワード：コロイドの分散安定性、レーザーアブレーション、PTCDI-C8

レーザーアブレーション法でコロイド化した難溶性有機半導体を溶液プロセスに用いることで安価なデバイス作製が可能になることが報告された^(１)。そのコロイド化において、コロイドの分散安定性が分散媒の種類によって左右されることが明らかになり、分散媒とコロイド粒子間の酸化還元反応による粒子の帯電がコロイドの分散安定性の原因であると報告した⁽²⁾。本発表では、分散安定性の高いコロイドが得られる分散媒(高分散媒）と分散安定性の低いコロイドが得られる分散媒(低分散媒）を混合した混合分散媒を用いて作製したコロイドの分散安定性を評価し、コロイドの分散安定性における低分散媒の影響および分散媒とコロイド粒子間の反応について考察した結果を報告する。