[19a-231C-1~10] 12.1 作製・構造制御

[19a-231C-7] pMAIRS法による熱転化型ペンタセン前駆体薄膜の構造転換反応の追跡

〇藤原 龍以¹、塩谷 暢貴¹、冨田 和孝¹、下赤 卓史¹、長谷川 健¹ (1.京大化研)

キーワード：ペンタセン前駆体、溶液プロセス、pMAIRS法

可溶性ペンタセン前駆体を用いることで，その塗布膜から熱処理によって難溶なペンタセン（PEN）の薄膜を溶液プロセスで得ることができる．本研究では，赤外pMAIRS法を用いて，薄膜中で起こるPENへの構造転換の機構を詳しく調べた．その結果，最初に前駆体からPENへの転化反応が起こり，次いでPEN分子が無配向からend-on配向へと構造変化することがわかった．