[19a-438-1~12] 3.8 光計測技術・機器

[19a-438-11] 位相ホログラムを導入したマイクロレンズアレイによるシャックハルトマン波面センサーの改良

〇(M1)廣橋 百輔¹、最田 裕介¹、野村 孝徳¹ (1.和歌山大院システム工)

キーワード：波面センサー、位相計測、補償光学

シャックハルトマン波面センサー(SHWFS: Shack-Hartmann Wavefront sensor) により計測できる波面勾配の大きさの範囲を示すダイナミックレンジの拡大手法として，二重焦点形状マイクロレンズアレイを用いたSHWFSが提案されている．しかし，この手法では大きな曲率をもった波面を計測できないという問題があった．そこで本研究では，この手法に位相ホログラムを導入することによりこの問題を解決し，シミュレーションによりダイナミックレンジの拡大を実証した．