[19a-PA1-1~23] 1.2 教育

[19a-PA1-8] ペットボトルロケットを用いた物理解析演習

〇板東 能生¹ (1.呉高専)

キーワード：ものづくり

呉高専における学生の主体的学び活動「インキュベーションワーク」の一環として学生自身がペットボトルロケットを製作し、その飛行実験を通じて物理的な解析を行った。「飛距離が大きくなる条件を見つける」ことを目標として、先ず推進剤としての水の量と空気圧を条件とし、次に翼の形状と面積を条件とした。この結果、尾翼の大きさの変化に伴い、飛距離とともに実験の成功率が変化することが分かった。今回、この取組を行った学生は、２，3年生の低学年であり、もともと数値解析や物理演算かの得意な学生ではなかったが、興味を持って研究活動を進めるうちに、最小二乗法近似を用いた物理解析を行うまでになった。