[19a-PA4-1~13] 3.7 レーザープロセシング

[19a-PA4-8] 軸方向放電励起CO₂レーザーによる木材（杉）の切削

〇(M2)後藤 勇人¹、宇野 和行¹、實野 孝久² (1.山梨大工、2.阪大レーザー研)

キーワード：CO2レーザー、レーザー加工、木の切削

木材は，様々な製品の材料として用いられている．現在，製品の微細化に伴い，木材のレーザー加工の重要性が高まっている．そこで、我々は，木材に吸収のよいCO₂レーザーにより木材の加工を行った．木材の加工では切削効率の向上と熱影響の制御のため，レーザーパルス波形が制御可能である軸方向放電励起CO₂レーザーが用いられた．本実験では、総照射フルエンス1476 J/cm²により，切削深度2513 mmが得られた．