2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

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[19a-PB2-1~36] 11 超伝導(ポスター)

2018年9月19日(水) 09:30 〜 11:30 PB (白鳥ホール)

09:30 〜 11:30

[19a-PB2-9] 高温超伝導体Bi2212を用いたTHz波発振器の高出力化に向けた取り組み

今井 貴之1、柏木 隆成1、田邊 祐希1、太田 隆晟1、桑野 玄気1、中村 健人1、大野 雪乃1、金子 陽太1、楠瀬 慎二1、中川 駿吾1、南 英俊1、山本 卓2、辻本 学1、門脇 和男1 (1.筑波大数理物質、2.デルフト工科大)

キーワード:高温超伝導体、テラヘルツ波、ジョセフソン効果

高温超伝導体Bi2Sr2CaCu2O8+δをメサ状に加工し、c軸方向に直流電圧を印加することでTHz帯の電磁波を発振する素子を開発している。現在、単一の素子から数十µWレベルの発振が確認されているが、幅広い用途にはさらなる出力の向上が必要である。本研究では高出力化に向けて、ウェットエッチング法による新たなメサ構造の製作プロセスを開発したので詳細に報告する。