[19p-221C-1~16] 12.7 医用工学・バイオチップ

△ [19p-221C-5] インフルエンザウイルス検出のためグラフェントランジスタの構造およびプロセスの検討

〇山本 佳織¹、小野 尭生¹、牛場 翔太²、金井 康¹、谷奥 正巳¹、前橋 兼三^1,3、井上 恒一¹、渡邊 洋平⁴、中北 愼一⁵、河原 敏男⁶、鈴木 康夫⁶、木村 雅彦²、松本 和彦¹ (1.阪大産研、2.村田製作所、3.東京農工大、4.京都府立医大、5.香川大、6.中部大)

キーワード：グラフェン、電界効果トランジスタ、インフルエンザウイルス

我々は、二次元炭素材料グラフェンが検出対象の表面電荷に鋭敏に応答する性質を利用して、グラフェン電界効果トランジスタ(G-FET)をバイオセンサーに応用する研究を行っている。グラフェン上にインフルエンザウイルスと結合するシアロ糖鎖を修飾してウイルスを捕捉することで、ヒト感染性のインフルエンザウイルスを特異的かつ高感度に検出することに成功している。今回、我々は更に感度を向上させるため、 デバイス作製プロセスの見直しを行った。