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△ [19p-224B-11] 【注目講演】カーボンナノチューブのアップコンバージョン発光を用いた生体深部の無自家蛍光バイオイメージングと光温度計測
キーワード:カーボンナノチューブ、バイオイメージング
近年、単層カーボンナノチューブの発光波長域が生体透過性の高い近赤外領域にあることを利用した生体深部のバイオイメージングが注目を集めている。最近、励起光より短波長の領域に、環境の温度に依存した発光が生じるアップコンバージョン発光(UCPL)が発見された。そこで我々は、自家蛍光と異なる波長帯で生体深部イメージングを実現し、さらにUCPLの温度依存性から生体組織下の光温度計測をも実現した。