1:30 PM - 1:45 PM
[19p-224B-2] Consideration on voltage generation by continuous fluid flowing on surface of carbon nanotube thin film
Keywords:carbon nanotube
近年、グラフェンやカーボンナノチューブ(CNT)の表面を流れる連続流体により、起電力が生じることが報告されており、周辺環境に存在する小規模な流れを用いたエネルギーハーベスティングの可能性が示唆されている。一方で、連続流体の流れによって起電力が発現する機構については未解明であり、その物理を明らかにし、高出力化の指針を得ることが重要である。本研究では、CNT 薄膜を用いた発電デバイスについて、CNT 薄膜や電極構造、流体の各種パラメーターを変えながら起電力を測定し、発電機構を調べている。今回は、素子構造に着目した結果について報告する。