2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[19p-225B-1~15] 3.11 フォトニック構造・現象

2018年9月19日(水) 13:15 〜 17:15 225B (2Fラウンジ2)

岩本 敏(東大)

15:45 〜 16:00

[19p-225B-10] 点欠陥フォトニック結晶ナノ共振器レーザの電流注入室温連続発振

倉持 栄一1,2、滝口 雅人1,2、武田 浩司1,3、藤井 拓郎1,3、野崎 謙悟1,2、新家 昭彦1,2、松尾 慎治1,3、納富 雅也1,2 (1.NTT NPC、2.NTT物性基礎研、3.NTT先端デバイス研)

キーワード:フォトニック結晶、レーザダイオード、ナノレーザ

我々はこれまで少数点欠陥フォトニック結晶共振器で報告例が無かった電流注入室温連続レーザ動作を、複数の穴をシフトする構造変調により値を大幅に増強したL型ナノ共振器を新たに採用し、埋込ヘテロ量子井戸活性層と組み合わせることにより初めて実現した。1点欠陥(L1)共振器が6µAの低しきい値でCW発振したほか、2点(L2)・3点(L3)・5点(L5)欠陥のL型共振器でも電流注入室温連続発振を達成した。