2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[19p-234A-1~10] 7.3 微細パターン・微細構造形成技術

2018年9月19日(水) 13:30 〜 16:15 234A (234-1)

山本 治朗(日立)、谷口 淳(東理大)、川田 博昭(大阪府立大)

13:30 〜 13:45

[19p-234A-1] [講演奨励賞受賞記念講演] 細胞伸展制御のためのポリマー表面へのフェムト秒レーザー照射によるナノ周期構造形成

竹中 啓輔1、塚本 雅裕2、佐藤 雄二2、村井 健介3、浅井 知1 (1.阪大院工、2.阪大接合研、3.産総研)

キーワード:フェムト秒レーザー、ナノ周期構造、ポリ乳酸

本研究では、波長800 nmのレーザーの吸収が小さいポリ乳酸(PLA)と、吸収の大きい金属基板を密着させてレーザーを集光照射することでPLAフィルム表面に微細構造を形成し、金属基板とPLAフィルムの押さえつけ圧力がナノ周期構造に与える影響を調査した。押さえつけ圧力を高くすると、PLAフィルム表面に形成されるナノ周期構造形成効率が高くなることがわかった。