[19p-431B-1~18] 3.5 レーザー装置・材料

[19p-431B-11] SiC基板を用いた遠赤外レーザー出力鏡の開発

〇中山 和也¹、岡島 茂樹¹、秋山 毅志²、田中 謙治²、川端 一男² (1.中部大工、2.核融合研)

キーワード：遠赤外レーザー、CO2レーザー、レーザー出力鏡

将来の核融合プラズマ計測用の干渉/偏光計の光源として、9R(8)CO₂レーザー励起で同時発振可能な波長48 µm、57 µm CH₃ODレーザーを開発している。これらの計測には、高出力かつ高品質のレーザービームが必要となる。レーザー出力鏡は、これを実現する上で重要な光学素子であるが、目的の波長帯においては、適したものがない状況にある。そこで本研究では、半絶縁性の6H-SiC基板と中心穴付き金属ミラーを組み合わせたレーザー出力鏡を用いて、48-µm、57-µm CH₃ODレーザーの発振試験を行った。