2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.5 レーザー装置・材料

[19p-431B-1~18] 3.5 レーザー装置・材料

2018年9月19日(水) 13:45 〜 18:45 431B (431-2)

時田 茂樹(阪大)、戸倉川 正樹(電通大)、古瀬 裕章(北見工大)

16:45 〜 17:00

[19p-431B-12] 重力波望遠鏡KAGRAにおけるインプットモードクリーナーの熱レンズ効果に関する研究

菅井 一生1、大河 正志2、宗宮 健太郎3、川村 静児4、苔山 圭以子5、鈴木 孝昌1、佐藤 孝2 (1.新潟大院自然、2.新潟大工、3.東工大理、4.名古屋大院理、5.東大宇宙線研)

キーワード:熱レンズ効果、重力波望遠鏡、KAGRA

大型重力波望遠鏡KAGRAは巨大なマイケルソン干渉計で,光源の直後にインプットモードクリーナー(IMC)と呼ばれる三角共振器を配置し,ビームをTEM00に整形する。しかし,IMCでは共振により内部におけるビームのパワー密度が高くなることから,ミラーが発熱し,熱レンズ効果が生じる恐れがある。そこで,IMCにおける熱レンズ効果に関するシミュレーションを行い,熱レンズ効果がIMC出射光に与える影響と熱補償の必要性について考察した。