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[19p-PA7-1] 光近接場顕微鏡用金属プローブの伝搬モードについて:難しさの要因
キーワード:プラズモン超集束、光近接場顕微鏡、金属プローブ
回折限界を超える光学イメージ像を観測できる光近接場光学顕微鏡において、その金属プローブはまさに心臓部品と言えるにも関わらず、その伝搬モードの解析解は導かれていない。その理由は、3つの理論的な難しさにあると思われる。1つ目はテーパー構造であること、2つ目はプローブ先端の曲率半径を考慮すること、3つ目は金属誘電率を複素数として扱うことである。当日はそれぞれ数式レベルで説明する。