2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[19p-PA7-1~29] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2018年9月19日(水) 16:00 〜 18:00 PA (イベントホール)

16:00 〜 18:00

[19p-PA7-13] 有機・プラズモニックフェーズドアレーを利用した動的光ビーム形状・走査制御の検討

桑村 有司1、日端 恭佑1、小川 嵩史1 (1.金沢大理工)

キーワード:プラズモニクス

我々は、電気光学有機材料を利用した高速かつ小型のプラズモニックフェーズドアレー(Plasmonic Phased Array:PPA)を提案している。PPAは電圧印加により光出射角を可変走査できる光ビームステアリング素子である。さらに位相変調器出力端での光位相を2πラジアンの範囲で調整できると、出射端での電磁界の等位相面の形状を自由に制御することが可能となる。その結果、出力端から距離だけ離れた位置に光を集光するレンズ機能も追加できる。本報告では、2次元FDTD法で計算したレンズ機能とステアリング走査の数値解析の結果について報告する。