2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[19p-PA7-1~29] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2018年9月19日(水) 16:00 〜 18:00 PA (イベントホール)

16:00 〜 18:00

[19p-PA7-4] 量子熱力学に基づく量子ナノ系の散逸緩和理論

森下 天平1、石川 陽1、小林 潔1 (1.山梨大院工)

キーワード:量子熱力学

量子情報デバイスでは,量子デコヒーレンスをいかに低減するかが問題である.このようなミクロの不可逆過程をマクロ熱浴を考慮せず,孤立系内のみで記述するには,マクロ熱力学と対応するような量子熱力学(Quantum Thermodynamics : QT)の開発と,それによる議論が必要があると考えられている.本研究では,量子情報デバイスの基本単位である二準位系の不可逆な散逸緩和過程をQTに基づき,エントロピー生成と占有率の時間変化から緩和過程を議論する.