[19p-PA8-1~12] 9.4 熱電変換

[19p-PA8-9] PEDOT/PSS 膜状ゲルの二次処理による熱電性能への効果

〇(DC)前田 諒太^1,2、篠原 嘉一²、川上 博司^2,3、金沢 育三⁴、三ツ石 方也¹ (1.東北大工、2.物材機構、3.NEDO、4.東京学芸大)

キーワード：導電性高分子、PEDOT/PSS、熱電変換材料

我々が新規に開発したPEDOT/PSSの成膜プロセスは、成膜過程でPEDOT/PSSの膜状のゲルを形成させる。このゲルは、固相と液相の中間層と見なすことができ、新たな構造制御手法を検討することが可能になった。
本報告においては、膜状のゲルを形成させるための溶媒を一次溶媒とし、ゲルを一次溶媒とは別の溶媒で処理し、その後、乾燥膜を得る。このときの性状から、溶媒種と熱電性能への相関について議論する。