[19p-PB2-1~8] 6.5 表面物理・真空

[19p-PB2-2] リアルタイム光電子分光による二酸化チタン表面電子状態の評価

〇(M2)高柳 周平¹、大野 真也¹、勝部 大樹³、吉田 光¹、吉越 章隆²、阿部 真之³、尾島 章輝³、前田 元康³ (1.横国大院工、2.原子力機構、3.阪大基礎工)

キーワード：表面

二酸化チタンは、高い触媒作用を有し多くの研究がなされている物質材料である。しかしながら、表面反応素過程はまだ十分理解されていない。本研究では、ルチル型TiO₂(110)表面上の水分子の反応過程をX線光電子分光法を用いて電子状態の観点から解明することを目的とした。清浄表面に水を曝露する前後の表面電子状態を光電子分光法を用いて測定し水分子の反応機構を解析した。さらに、X線照射の効果を検討した。