2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」 » 21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」(ポスター)

[19p-PB8-1~23] 21 合同セッションK「ワイドギャップ酸化物半導体材料・デバイス」(ポスター)

2018年9月19日(水) 16:00 〜 18:00 PB (白鳥ホール)

16:00 〜 18:00

[19p-PB8-14] Pna21-M2O3(M=Al,Ga,In,Sc,Y)単結晶および混晶の弾性定数、圧電定数、自発分極の第一原理計算

島田 和宏1、長谷川 諄1、二階堂 大地1、佐藤 拓海1、松島 寛幸1 (1.関東学院大理工)

キーワード:セスキ酸化物、圧電特性、第一原理計算

酸化アルミニウム、酸化ガリウム、酸化インジウムはそれぞれ異なる対称性の結晶構造が安定構造であり、その他に取り得る構造も反転対称性を持った構造が多いが、Pna21の対称性を持ったκ-Ga2O3は、反転対称の無い構造であり、圧電特性を持つ。これまでに、κ-Ga2O3の自発分極と圧電定数の報告は少なく、酸化ガリウム以外のセスキ酸化物を含め、その圧電特性の詳細は明らかになっていない。本研究では、5つの3族セスキ酸化物について、また、一部混晶系についても、その自発分極とともに圧電特性について第一原理計算を行ったので報告する。