[20a-136-1~10] 13.9 化合物太陽電池

△ [20a-136-10] Wire on Well構造におけるキャリア移動度の測定と解析

〇浅見 明太¹、トープラサートポン カシディット¹、渡辺 健太郎²、中野 義昭¹、岡田 至崇^1,2、杉山 正和^1,2 (1.東大工、2.先端研)

キーワード：半導体、量子構造系太陽電池

従来のGeベース三接合型太陽電池のミドルセルのバンドギャップは1.40 eVであるが、最適なバンドギャップは1.20 eVであることが知られている。Geに格子整合しバンドギャップ1.20 eVを満たす材料に多重量子井戸を用いたものがあるが、量子閉じ込め効果によりキャリアの回収が難しい。本研究では、通常の多重量子井戸と波状多重量子井戸の移動度を測定し、どちらの方が太陽電池に応用する際に有利かを考えた。