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[20a-143-1] 高温超伝導体Bi2Sr2CaCu2O8+δを用いた円盤型テラヘルツ波発振素子のウエットエッチング法による作製と評価2
キーワード:高温超伝導体、テラヘルツ波、ジョセフソン効果
高温超伝導体Bi2Sr2CaCu2O8+δをメサ構造に加工し、c軸方向に電圧を印加することによりテラヘルツ帯の電磁波を得ることができる。特に、円盤型素子からは0.5-2.4 THzという広帯域発振が観測されている。また最近は、酸の溶液を用いたウエットエッチング法による素子作製が行われている。本発表では、従来のウエットエッチング法よりも排熱性が向上した素子作製工程、また直径サイズの異なる円盤型素子での発振特性の違いについて議論する。