2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

15 結晶工学 » 15.4 III-V族窒化物結晶

[20a-146-1~12] 15.4 III-V族窒化物結晶

2018年9月20日(木) 09:00 〜 12:15 146 (レセプションホール)

本田 善央(名大)、石井 良太(京大)

09:45 〜 10:00

[20a-146-4] c 面GaN 上にエピタキシャル成長した厚膜AlInN 層における混晶組成と微細構造の関係

〇(M1)山中 瑞樹1、三好 実人1、江川 孝志1、竹内 哲也2 (1.名工大、2.名城大)

キーワード:AlInN AlInN、InAlN InAlN

GaN 系可視光レーザの高効率化・高出力化に向けて、GaN、InGaN との大きな比屈折率差が見込めるAlInN 厚膜クラッド層の開発に取り組んでいる。これまでの研究成果として、c 面サファイア上GaN テンプレートにほぼ格子整合して形成した膜厚300nm のAlInN 膜において、RMS 表面粗さが約1.8nm という比較的良好な膜が得られたことを報告してきた。今回、我々は、表面形態や微細構造の制御因子についてより深い理解を得るため、混晶組成の異なるAlInN 膜を成長し、その格子歪みや、表面平坦性、膜の微細構造との関係を調べたので報告する。