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[20a-224B-3] 検出閾値周辺におけるポリエチレンテレフタレート中イオントラック構造の研究
キーワード:固体飛跡検出器、ポリエチレンテレフタレート
ポリエチレンテレフタレート(PET)検出器の検出閾値は製造法などによって一定の幅で変化することで知られている。その閾値を制御することができれば、放射線混成場において任意の重イオンを選択的に検出する新たな固体飛跡検出器の開発につながると考える。本研究では、先行する研究から明らかになった放射線化学収率(G値)のステップ近傍での損傷構造を解明すべくPET薄膜のスタックにB-11イオンの照射を行い、G値の評価を行った。