2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[20a-224B-1~11] 2.1 放射線物理一般・検出器基礎

2018年9月20日(木) 09:00 〜 11:45 224B (224-2)

越水 正典(東北大)

10:00 〜 10:15

[20a-224B-5] FT-IRを用いたナイロン6の水素イオン照射による吸光度変化と化学的損傷パラメータ

〇(M2)酒井 盛寿1、楠本 多聞2、小平 聡2、千葉 昌寛1、濱野 拳1、金崎 真聡1、小田 啓二1、山内 知也1 (1.神大院海事、2.量研機構)

キーワード:固体飛跡検出器、ナイロン6

ナイロン6(ポリアミド)という高分子材料に焦点を当て赤外分光分析を用いて水素イオン照射前後の吸光度変化や化学的損傷パラメータについての考察を行った。ナイロン6は繰り返し構造内にアミド基を有している。一方、人体に多く含まれるたんぱく質にもペプチド結合と呼ばれるアミド基が存在することからアミド基の放射線感受性を調べることは重要であると言える。