2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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[20a-225B-1~11] 【CS.4】 3.11 フォトニック構造・現象, 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学のコードシェアセッション

2018年9月20日(木) 09:00 〜 12:00 225B (2Fラウンジ2)

岡本 隆之(理研)

11:45 〜 12:00

[20a-225B-11] CdSe/ZnS量子ドットの銀とアルミニウムの加熱基板による発光増強

中村 俊樹1、村尾 文弥1、松山 哲也1、和田 健司1、岡本 晃一1 (1.阪府大工)

キーワード:プラズモン、量子ドット、金属薄膜

CdSe/ZnS量子ドット(QDs)の青色発光が、金属薄膜上で増強および消光するのを観測した。膜厚15nmの金属薄膜を用いた場合、可視域に表面プラズモン共鳴波長をもつ銀上では消光したのに対し、深紫外域に共鳴波長をもつアルミニウム上においては発光増強が観測された。金属基板を200℃に加熱することによってさらに発光が増加した。その発光増強機構の詳細について、内部量子効率、光取り出し効率、光吸収効率それぞれの観点から考察した。