2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

10 スピントロニクス・マグネティクス » 10.5 磁場応用

[20a-431B-1~12] 10.5 磁場応用

2018年9月20日(木) 09:00 〜 12:15 431B (431-2)

三井 好古(鹿児島大)、木村 史子(京大)

09:15 〜 09:30

[20a-431B-2] 強磁性体/グアニン結晶ハイブリッド板の三次元磁場配向

十亀 友仁1、出口 昂樹1、木村 隆幸1、宗山 悦博1、倉橋 優1、浅田 裕法1、岸本 堅剛1、小柳 剛1、岩坂 正和2 (1.山口大院、2.広島大院)

キーワード:グアニン結晶

グアニン結晶とは魚類の鱗や眼の中に存在する六角板状の結晶であり、~1.83という高い反射率からバイオレフレクターという高い光反射制御機能を持つ材料として、注目されている。グアニン結晶は数百mTの磁場により配向制御が可能であるという特徴を持つ[1]。しかしながら、マイクロミラーといったデバイス化においては磁場の低減が望まれる。そこで、本研究では、低磁場駆動を目的として強磁性膜とのハイブリッド板の作製を行い、磁場応答性を評価した。このとき、ハイブリッド板を任意方向に配向させることで、反射光の選択が可能であることを確認した。