[20a-431B-1~12] 10.5 磁場応用

[20a-431B-6] 磁場配向Er124 粒子の回転拡散の研究

〇木村 史子¹、堀井 滋¹、有本 樹¹、土井 俊哉¹、吉村 政人²、和田 昌久³、木村 恒久³ (1.京大院エネ科、2.台湾放射光研究セ、3.京大院農)

キーワード：回転拡散、超電導セラミック、磁場配向

高い臨界温度を有する超伝導セラミックスであるREBa₂Cu₃O_y（RE123）やREBa₂Cu₄O₈（RE124）の結晶系は直方晶であるので磁場による3次元配向が可能である。これらの微結晶を3次元配向することにより、実用化に近づく。微結晶の3次元磁場配向を達成した後、磁場から取り出し配向を固定化する手法は実用化を検討する際に重要な知見となる。今回、配向後の回転拡散を、Er124粒子を用いてX線回折法により検討したので報告する。