2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[20a-437-1~11] 8.3 プラズマナノテクノロジー

2018年9月20日(木) 09:00 〜 12:00 437 (437)

荻野 明久(静岡大)

10:45 〜 11:00

[20a-437-7] 金属針電極を用いた気体放電によるカーボンナノチューブフィラメント形成

廣村 雅俊1、舩木 星志1、佐藤 英樹1 (1.三重大院工)

キーワード:カーボンナノチューブ、放電、CNTフィラメント

カーボンナノチューブ(CNT)薄膜を陰極としてアルゴン雰囲気下で火花放電を発生させると,電極間にフィラメント状のCNT束が架橋する。この現象は,CNTの紡績に利用できる可能性がある。我々はこれまで,平面電極を用いていたが,電極の片側を針形状にすると放電がこの針先端に集中し,より高効率なCNTフィラメント形成が行える可能性がある。そこで本研究では,陽極にタングステン針を用い,形成されるCNTフィラメントの形態を調べた。