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[20a-437-7] 金属針電極を用いた気体放電によるカーボンナノチューブフィラメント形成
キーワード:カーボンナノチューブ、放電、CNTフィラメント
カーボンナノチューブ(CNT)薄膜を陰極としてアルゴン雰囲気下で火花放電を発生させると,電極間にフィラメント状のCNT束が架橋する。この現象は,CNTの紡績に利用できる可能性がある。我々はこれまで,平面電極を用いていたが,電極の片側を針形状にすると放電がこの針先端に集中し,より高効率なCNTフィラメント形成が行える可能性がある。そこで本研究では,陽極にタングステン針を用い,形成されるCNTフィラメントの形態を調べた。