2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

13 半導体 » 13.3 絶縁膜技術

[20a-PA5-1~14] 13.3 絶縁膜技術

2018年9月20日(木) 09:30 〜 11:30 PA (イベントホール)

09:30 〜 11:30

[20a-PA5-4] SiH4/O3による低温常圧CVD SiO2膜の生成と酸化物半導体TFTへの適用

鈴木 宏之1、上野 智雄2、内山 博幸3、倉知 郁生4、吉岡 献太郎1 (1.天谷製作所、2.東京農工大、3.日立製作所、4.D&S Inc.)

キーワード:シリコン酸化膜、CVD、パッシベーション

フラットパネルディスプレーの製造においては、大面積のガラス基板へ低温でシリコン酸化膜を形成する技術が必須となっている。そこで、我々は低温でもシリコン酸化膜形成が可能なSiH4/O3ガス系の常圧CVD装置を開発し、膜特性の観点から成膜条件の最適化を行った。更に、この装置を用いて300℃以下で成膜したシリコン酸化膜を酸化物半導体TFTのパッシベーションへ適用し評価した結果、良好なTFT特性が得られることを確認した。