2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

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[20a-PB1-1~15] 1.4 エネルギー変換・貯蔵・資源・環境

2018年9月20日(木) 09:30 〜 11:30 PB (白鳥ホール)

09:30 〜 11:30

[20a-PB1-9] 鉄フタロシアニン・カーボン複合材料を用いた酸素還元触媒の評価

〇(M1)小松 聖也1、重廣 大介1、渡邊 敏行1 (1.農工大院工)

キーワード:有機金属錯体、酸素還元反応触媒、ナノカーボン材料

鉄フタロシアニン(FePc)とアセチレンブラック(AB)をめのう乳鉢を用いて混合する簡便な作製法により得られた複合材料に対し、Linear Sweep Voltammetryを行ったところ、高い酸素還元反応(ORR)触媒活性を発現した。複合材料は触媒活性部位を特定することが容易であると予想され、中心金属がコバルト(CoPc)と無置換のもの(Pc)をFePcの代わりに用いた複合材料と比較した。PcのみORR触媒活性が発現しなかったため、触媒活性の発現には中心金属と配位子が必須であることが判明した。