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[20a-PB5-8] 低反射率FBG-FPIを用いたひずみセンサの測定分解能の評価
キーワード:光ファイバセンサ
光ファイバブラッググレーティング(FBG)とは、ブラッグ波長と呼ばれる特定の波長の光成分のみを反射する光ファイバ型デバイスです。FBGに引張ひずみや温度を加えると、ブラッグ波長が長波長側にシフトします。この波長シフト量を読み取ることにより、FBGに加えられたひずみと温度を観測することができます。研究室では、設置可能なFBGの数に対する制限が少なくかつ高速な測定が可能な多点センシングを実現するため、低反射率FBGで構成したファブリ・ペロー干渉計(FBG-FPI)による多点センサを提案しました。今回は、この手法の測定分解能を実験的に評価した結果を報告します。