2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 量子コンピュータと量子シミュレーションの現状と展望 II

[20p-145-1~7] 量子コンピュータと量子シミュレーションの現状と展望 II

2018年9月20日(木) 13:30 〜 16:35 145 (レセプションホール)

小坂 英男(横国大)、辻野 賢治(東京女子医大)

14:15 〜 14:45

[20p-145-3] 超伝導量子回路を用いた量子アニーリングマシンと量子シミュレータ:動向・展望・課題

川畑 史郎1 (1.産総研)

キーワード:量子コンピュータ、超伝導エレクトロニクス、量子アニーリング

現在世界規模で量子コンピュータや量子アニーリングマシンの開発が急ピッチですすめられている。その主要なプレーヤはGoogle, IBM, Intel, Microsoftといった世界的IT大手企業及びD-Wave Systems, Rigetti Computingなどのベンチャー企業である。特に超伝導量子回路を利用した量子コンピュータの研究開発が急速に進展している。本講演では、現在急成長を遂げている量子アニーリングマシンと量子シミュレータの最新研究開発動向について解説を行う。特に、超伝導量子回路に基づいた量子アニーリングマシンとデジタル量子シミュレータの最近の研究の進展、そして、大規模化・実用化のための技術的課題や展望について述べる。