2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 量子コンピュータと量子シミュレーションの現状と展望 II

[20p-145-1~7] 量子コンピュータと量子シミュレーションの現状と展望 II

2018年9月20日(木) 13:30 〜 16:35 145 (レセプションホール)

小坂 英男(横国大)、辻野 賢治(東京女子医大)

15:50 〜 16:20

[20p-145-6] 冷却原子を用いた量子情報技術と量子シミュレータへの展開

福原 武1 (1.理研)

キーワード:冷却原子、光格子、量子シミュレーション

冷却原子は、システムのパラメータを多岐にわたって制御可能な多体量子系を提供してくれる。特に、極低温の原子気体を光格子に導入した系は、銅酸化物高温超伝導に代表される強相関電子系を「まねる」ことができ、量子シミュレータとしての応用が期待されている。本講演では、冷却原子を用いた量子シミュレーションの現状と今後の展望について概観する。