2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[20p-212A-1~16] 3.9 テラヘルツ全般

2018年9月20日(木) 13:15 〜 17:30 212A (212-1)

鈴木 左文(東工大)、諸橋 功(情通機構)

13:30 〜 13:45

[20p-212A-2] 共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器における高調波発生と注入同期

アルツィ カリッド2、〇鈴木 左文1、レニングス アンドレアス2、アニ ダニエル2、ヴァイマン ニルス2、浅田 雅洋1、プロスト ウェナ2 (1.東工大、2.デュイスブルグエッセン大学)

キーワード:テラヘルツ発振器、注入同期、高調波発生

テラヘルツ(THz)応用にはビームフォーミング技術の実現が必要である。発振器が集積されたアレイアンテナにおいて、各素子を注入同期し位相制御することによってビームフォーミングが可能である。共鳴トンネルダイオード(RTD)発振器はアンテナ集積型の小型THz信号源であり、アレイ素子が容易に実現できる。本研究では初期実験として、単体RTD発振器に外部より信号を注入し、2次高調波の発生と、その高調波信号による注入同期現象を観測したので報告する。