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[20p-212B-6] 可視光用超伝導転移端センサの応答特性
キーワード:超伝導転移端センサー、単一光子検出器
単一光子のエネルギーを測定可能な超伝導転移端センサ(Transition edge sensor; TES)は、次世代量子情報通信やバイオへの応用が期待されている。TES検出器は、可視光から近赤外の広帯域にわたって、一気にスペクトルを取得することが可能である。このような特性を持つ検出器は他にはない。TES検出器をバイオ分野に応用することで、新たな現象を捉えることが期待されている。これまで、TES検出器では量子情報通信への応用を目指して、近赤外のパルスレーザーを用いた評価が多数行われた。一方、可視光での評価は例が少なく、限られた波長のレーザーで行われたのみである。本講演では、スーパーコンティニューム白色光源を用いて10 nmステップで評価を行った結果を発表する。