2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[20p-224A-1~17] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2018年9月20日(木) 13:15 〜 18:00 224A (224-1)

金森 義明(東北大)、井村 考平(早大)

16:45 〜 17:00

[20p-224A-13] 単一銀ナノ粒子2量体を使ったプラズモンと分子エキシトンの強結合系の散乱・消滅分光

伊藤 民武1、山本 裕子2、岡本 隆之3 (1.産総研健工、2.北陸先端大、3.理研)

キーワード:プラズモン、強結合、吸収分光

金属ナノ粒子2量体間隙ではプラズモン共鳴と吸着分子の共鳴との間の光子交換レートが両共鳴の位相緩和レートを超えるため強結合状態が形成されている。強結合状態では分子の励起状態のエネルギーがプラズモンによって変調を受けて変化する。従って、強結合系を利用した新規光化学反応等が期待されている。その評価には強結合系の光吸収のスペクトル測定が必要となる。我々は単一2量体の散乱・消滅スペクトルを測定しその差から吸収スペクトルを評価可能とすることを試みた。