2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[20p-225B-1~5] クライオ電子顕微鏡最前線

2018年9月20日(木) 13:30 〜 16:20 225B (2Fラウンジ2)

光岡 薫(阪大)、加藤 貴之(阪大)

13:30 〜 14:00

[20p-225B-1] 最新クライオ電子顕微鏡による構造解析

加藤 貴之1、寺原 直矢1、難波 啓一1,2 (1.阪大生命、2.理研Spring-8)

キーワード:クライオ電子顕微鏡、単粒子像解析

近年クライオ電子顕微鏡による構造解析の分解能は飛躍的に向上し、X線結晶構造解析と遜色がなくなりつつある。我々はさらなる高分解能な構造解析が可能な電子顕微鏡を日本電子と共に開発した。この最新のクライオ電子顕微鏡の性能を評価するために、全自動で撮影された画像を使って構造解析を行ったところ、200 kVのクライオ電子顕微鏡としては世界最高の性能を持っていることが証明された。