15:20 〜 15:50
[20p-225B-4] アクチン線維構造解析と新しい電子顕微鏡法
キーワード:電子顕微鏡法、単粒子解析、パルス電子顕微鏡
アクチン線維は一方向に動くモータータンパク質としての性質を持つが、コフィリンはこの動きを200倍加速する。私達はクライオ電子顕微鏡法によって、3.8Å分解能のアクチン-コフィリン複合体の構造解析を行い、コフィリンの機能の多くを説明することができた。本講演では同時に、現在のクライオ電子顕微鏡法の欠点を補うために開発を行っている新しい電子顕微鏡法についても紹介したい。