2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[20p-235-1~15] 13.8 光物性・発光デバイス

2018年9月20日(木) 13:30 〜 17:30 235 (3Fラウンジ2)

國本 崇(徳島文理大)、深田 晴己(金沢工大)

15:15 〜 15:30

[20p-235-8] ZnInGaP/ZnS量子ドットを用いた緑色EL素子における正孔輸送材料の検討

小倉 渓1、本村 玄一1、都築 俊満1、藤崎 好英1、長久保 準基2、平川 正明2、西橋 勉2 (1.NHK技研、2.アルバック)

キーワード:量子ドット

量子ドットは、粒径制御により高色純度の発光が得られるため、広色域ディスプレイへの応用が期待されている。著者らは低毒性量子ドット材料として、InPにZnとGaを添加したZnInGaP/ZnSを用いてEL素子を作製し、発光特性の評価を行った。その結果、ZnInGaP/ZnSと正孔輸送材料の適切な組み合わせにより電子を発光層内に閉じ込めることができ、低毒性量子ドットEL素子としては比較的高い発光効率を得られたので報告する。