2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » シリカガラスの最前線

[20p-432-1~8] シリカガラスの最前線

2018年9月20日(木) 14:00 〜 18:00 432 (432)

梶原 浩一(首都大)、斎藤 全(愛媛大)

16:30 〜 16:45

[20p-432-5] 有機・無機複合シリカエアロゲルの柔軟性:分子シミュレーションからの考察

浦田 新吾1、郭 安聰1、室伏 英伸1 (1.AGC)

キーワード:シリカエアロゲル、分子動力学法、反応力場

有機・無機ハイブリッド構造を有するシリカエアロゲルを、ReaxFFを用いた反応分子動力学シミュレーションによりモデル化し、その強度を解析した。有機的な結合を導入することで、シリカゲルは弾性的な振る舞いを示すことが明らかとなった。エアロゲルはその立体的に疎な構造に特徴を有するが、それを構成するナノ粒子のレベルでも、無機・有機のハイブリッド化により、フレキシビリティが付与されることが示された。