2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(ポスター講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[20p-PA1-1~7] 3.11 フォトニック構造・現象

2018年9月20日(木) 13:30 〜 15:30 PA (イベントホール)

13:30 〜 15:30

[20p-PA1-2] フォトニック結晶レーザの自励パルス発振の高出力化に向けた検討

森田 遼平1、井上 卓也1、De Zoysa Menaka1、石崎 賢司1、田中 良典1、野田 進1 (1.京大院工)

キーワード:フォトニック結晶レーザ、短パルスレーザ、自励パルス発振

フォトニック結晶レーザ(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶のバンド端共振作用を用いた面発光型の半導体レーザである。前回、PCSELの短パルス・高ピーク出力動作の実現に向け、利得領域の中央に可飽和吸収領域を設けた裏面電極を有するPCSELの試作を行い、パルス幅100ps程度の自励パルス発振を実証した。今回、測定結果と数値計算結果の比較により各種物理パラメータの推定を行い、それをもとに、より高出力な自励パルス発振を実現可能な新たな構造を設計したので報告する。