2018年第79回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(ポスター講演)

9 応用物性 » 9.1 誘電材料・誘電体

[20p-PB1-1~10] 9.1 誘電材料・誘電体

2018年9月20日(木) 13:30 〜 15:30 PB (白鳥ホール)

13:30 〜 15:30

[20p-PB1-1] ポリエチレングリコールの相転移における界面効果

辻 香菜美1、〇斉藤 光徳1 (1.龍谷大理工)

キーワード:ポリエチレングリコール、相転移、双安定性

ポリエチレングリコールは、散乱性の固相と透明な液相の両方の状態を常温付近で双安定に保つので、ランダムレーザや3D造形などの光デバイスを制御する方法として期待される。試料を保持するマトリクスや体積が双安定性に与える影響を調べるため、分子量600~6000のポリエチレングリコールを微小量シリコーンゴム中に埋め込んで加熱・冷却を行ったところ、通常のガラス瓶中よりも双安定領域が広がる傾向が見られた。