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[20p-PB1-1] ポリエチレングリコールの相転移における界面効果
キーワード:ポリエチレングリコール、相転移、双安定性
ポリエチレングリコールは、散乱性の固相と透明な液相の両方の状態を常温付近で双安定に保つので、ランダムレーザや3D造形などの光デバイスを制御する方法として期待される。試料を保持するマトリクスや体積が双安定性に与える影響を調べるため、分子量600~6000のポリエチレングリコールを微小量シリコーンゴム中に埋め込んで加熱・冷却を行ったところ、通常のガラス瓶中よりも双安定領域が広がる傾向が見られた。