[20p-PB5-1~85] 2 放射線（ポスター）

[20p-PB5-69] 核分裂に対する半導体検出器の高度検出法とその応用

〇武山 美麗¹、加治 大哉²、森本 幸司²、若林 泰生²、門叶 冬樹¹、森田 浩介^2,3 (1.山形大AMSセンター、2.理研仁科センター、3.九大院理)

キーワード：シリコン半導体検出器、自発核分裂、超重元素

超重元素は天然に存在せず、核融合反応によって人工合成することではじめて物理・化学の研究対象となる。118番元素までが合成・発見されたことで、超重元素探索の最前線は119・120番新元素に移行した。生成確率の観点から119番以降の元素合成には熱い核融合反応を用いる必要があるが、この反応で合成される超重核は未知核で自発核分裂を起こすため、核種同定が困難である。そこで、自発核分裂に対する高度検出技術の開発を行った。