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[20p-PB5-70] 電荷注入型読み出し回路によるX線イメージャLSIの開発
キーワード:X線イメージャ
物質弁別しつつ物体内部を透過して撮像を行うスペクトラルCTがかねてより考案されている。しかしながら、スペクトラルCTのためには画素ごとにスペクトロメータが必要になり、パイルアップを避けるためのピクセル微細化と高速ADC及びデータ保存用メモリによる回路面積の増加が相反してしまう。その結果、単体のスペクトロメータと同等のエネルギー分解能を有したX線イメージャの実用化は難航している。そこで本研究では、放射線検出器の信号読み出し回路を再設計することにより、ピクセル回路を省電力・少面積化し、またアナログ回路とデジタル回路間の信号を減らすことで3次元LSI技術によりメモリ回路の面積を確保できるイメージャLSIの開発を目指している。