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[21a-141-3] 4H-SiC中積層欠陥収縮速度の熱処理温度依存性
キーワード:4H-SiC、ショックレー型積層欠陥、部分転位運動
SEMを用いた電子線照射により4H-SiC中のショックレー型積層欠陥を拡大させた後,熱処理によりそれを収縮させる実験を行った。収縮速度は急激に遅くなって,あるところで止まってしまう。収縮初期の速度の温度依存性から活性化エネルギーを求めると,0.7 eVであった。これは,30°Si(g)部分転位上のキンク移動の活性化エネルギーが求められたものと考えられる。